

【幸せホルモンって腸で作られる?】
【幸せホルモンって腸で作られる?】
幸せホルモン「セロトニン」って知っていますか?
脳内に存在する神経伝達物質のセロトニン。
感情や気分のコントロール。
精神の安定に深くかかわっています。
前向きな気持ちを作り出す働きもあることから「幸せホルモン」とも言われています。
食事から摂取した必須アミノ酸から腸内細菌の働きでセロトニンのもとが作られます。
それが脳に届くとセロトニンとなり、
リラックス、幸福感などの感情が発生します。
腸内環境の状態が良いと、
十分な量のセロトニンの元が脳に送られるのでセロトニンの量が増えて精神状態も安定し前向きな気持ちになります。
反対に腸内環境が悪いとセロトニンが足りずイライラしたり、
不安な気持ちの原因になります。鬱や落ち込みなどにも。。。
腸で90%、血液で8%、脳で2%作られるそうです。

食事からとれる栄養素にそんな関係があったのね
では必須アミノ酸とは何でしょう。
人間の体の大半は水分によって構成されています。
この次に多いのがタンパク質で、そのタンパク質を作り出すのがアミノ酸です。
自然界には500種類ほどのアミノ酸が存在していると言われていますが、
人間はそのうち20種類が存在しています。
アミノ酸同士がくっつくことでタンパク質を生成し、身体を作り出しています。
タンパク質は髪の毛や皮膚、筋肉、臓器、爪、ホルモン、
骨など身体を作る上でとても大切な栄養素です。
身体を動かし、損傷した時に修復するためにも必要です。
このように体を作り、動かし、
守る機能を持つたんぱく質を作り出すアミノ酸はまさに命の源であるといえます。
20種類のアミノ酸は大きく2種類に分かれます。
1つは人間の体内で生成することのできない、
もしくは必要量を満たすことができない「必須アミノ酸」
もう1つは人間の体内で生成することのできる「非必須アミノ酸」です。
必須アミノ酸は毎日の食事からとる必要があるため、意識してとるようにしましょう。
どんな食品をとると良いの?
・肉類
鶏肉・豚肉・牛肉・レバーなど
・魚類
特にアジ・鮭・カツオやイワシは1日3食中につき1食は必ず取っておくと安心できると言えます。
・豆類
特に大豆や豆腐にはたくさん必須アミノ酸が含まれており、
積極的に食べる必要があります。
特に豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品、たまご、ナッツ、バナナなど。
セロトニン合成に大切な、トリプトファンという必須アミノ酸が豊富に含まれています。
ぜひ取り入れてみてください。
もちろん腸内環境を整えるには善玉菌を増やすことは大事です。
1 乳酸菌を含む食品を摂る
2 善玉菌の栄養源である オリゴ糖や食物繊維を摂る
大豆・たまねぎ・ごぼう・ねぎ・にんにく・アスパラガス・バナナなどに含まれるので意識して摂ってくださいね。

幸せを感じるホルモンの分泌を助けるのね
その他、セロトニン分泌を増やすには、
朝起きたら、カーテンをあけて朝日を浴びる!
目の網膜に日光があたるとセロトニン神経が目覚め、分泌します。
それには最低5分かかるのでベランダに出て体操したりするのは良いですね。
ストレスも溜まっている人も多いと思いますがセロトニンを活性化させるように、
食事に気を付け、家にいても軽い運動したり、
太陽を浴びるためにベランダや庭に出てみてくださいね♪
「幸せホルモンセロトニン」たくさん出して、リラックスしてハッピーな1日を送りましょう!

太陽の光を取り入れることが重要ね